湯布院映画祭について > 過去の記録 >
第1回
青春映画・・・その屈折と埋没
日活ロマンポルノ・・・華麗な映像に相乗するもの
バイオレンス映画・・・触発するものは何か
病める日本映画界・・・その新しい可能性を探る
1976年8月19日~22日

第1回湯布院映画祭
青春映画・・・その屈折と埋没 日活ロマンポルノ・・・華麗な映像に相乗するもの バイオレンス映画・・・触発するものは何か 病める日本映画界・・・その新しい可能性を探る
1976年8月19日~22日

映画祭の黎明ー波乱の幕開け
大分市の自主上映会で中谷健太郎と伊藤雄が出会ったことが湯布院映画祭誕生の端緒であった。「湯布院で映画祭をやりたい」という中谷の言葉に当初伊藤は半信半疑だった。しかし『祭りの準備』の大分上映に際し、舞台挨拶を行った黒木和雄さん・原田芳雄さん・中島丈博さんらと過ごした湯布院での一夜が湯布院映画祭の形を決定付けた。当時、映画界は洋高邦低と言われていたが、邦画にも素晴らしい映画があることを知らしめたい、という思いで、キネマ旬報の編集長だった白井佳夫さんや中谷の東宝時代の盟友、出目昌伸さん、大森健次郎さんなどに意見を求め、4日間12本の上映が決定。中には当然のように日活ロマンポルノも含まれていた。開催の約1か月前になって、町議員から「”青少年健全育成の町宣言”をしている町の公民館でロマンポルノを上映することは問題だ」と抗議があり、苦肉の策として隣接の体育館で上映することで決着した。映画を上映、シンポジウムでの議論、直接映画人と話せるパーティーという映画祭の骨格が出来上がった怒涛の4日間であった。(三宮)
上映作品
俺たちの荒野
約束
赤ちょうちん
白い指の戯れ
四畳半襖の裏張り
㊙色情めす市場
反逆のメロディー
さそり・女囚701号
仁義なき戦い
喜劇・女は度胸
祭りの準備
新幹線大爆破
ゲスト
斎藤耕一
神代辰巳
佐藤蛾次郎
渡辺督子
白井佳夫
森﨑東
澤田幸弘
杉本美樹
河原畑寧
※参加ゲストはパンフレットより抜粋しており、 お忍びゲストなどは省略しております。